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2016/10/12 (Wed) ポンドピア連続殺人事件

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ヤス「ここが じけんのあった かわせしじょうです」

ポンド虐殺の日から数日経ち、偉い人たちが原因究明に頑張っています。ダイヤモンドZAIオンラインの記事を見たのでご紹介しますね。

ポンド殺人事件の謎を追う!暴落の真相は?

丹念に追ってて分かりやすくて、為になるかと思います。どんなに原因究明しても100%の正解は出てこないでしょうね。流動性が枯れる→値が飛ぶ→さらに流動性が枯れる→値がもっと飛ぶ→リピート そのスパイラルを引き起こした、あるいはその中で巻き込まんで動きを増幅させたのがアルゴ取引、ストップロスやオプション、アジア早朝という時間帯、誤発注てことなんでしょうか。知らんけど。しかし、FX会社によってここまでレートが違うの恐ロシアですね。こういうクラッシュ時って、意外と日本のFX会社のほうが助かるケースがあるんじゃないかと思いました。

さて、とてもいい記事と書きましたが、少しだけコメントを。

まず、ポンド+殺人ときたらポンドピア連続殺人事件というタイトルにしてほしかったこと。しかもクラッシュの犯人をヤスにしてほしかった。

次に、オプションの防戦について。GBPUSD 1.25を割れると大きな損失が出るオプションの売り手が割らせまいと防戦買いを、とありますが、こういう防戦というのは実際はレアなケースです。一見、1.25を割らせたくないので買いで防戦するというのは納得できるように思いますが、防戦空しく突破されてしまった場合、オプションの損失に加えて防戦で積みあがったロングを抱えて、とても大きな損失になります。これは金融機関はもちろん、ファンドにとっても絶対に避けたいシチュエーションです。なので、1.25のオプションの売り手は逆にGBPUSDを売ります。オプションの損失をスポットの利益で少しはカバーできますからね。

この手のオプションはデジタルと呼ばれ、水準に達するかどうかでペイオフが劇的に変わるので、水準近くではガンマが膨大になり、デルタをヘッジするために、1.25を割ってほしくないオプションの売り手はGBPUSD売りを、割ってほしいオプションの買い手はGBPUSDの買いをするのです。ふたを開けてみたら、防戦買いをしていたのは攻撃側だったということはよくあります。

もちろん、防衛側が防衛買いを、攻撃側が売り仕掛けを、というケースもあります。防衛側は相当なリスクを背負いますが。

ということでじっちゃんの名にかけてポンドクラッシュの犯人を捜してほしいですね。

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