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2010/09/16 (Thu) 為替介入後の世界【鷹鳩】

日本銀行本店いやーついに入りましたね為替介入。ぼけーっと83円割れを見ていただけに結構なサプライズでした。いきなり目の前の為替のチャートに縦線が入ったのでかなりビックリしましたよ(笑)
これは、様々な金融機関のアナリストの方もサプライズとのコメントを出しています。私もやるやると言いながらも、他国の協力が得られないならやるんかいな?と懐疑的でしたが…。

とりあえずは介入成功と言えるのではないでしょうか。ドル円は82円台後半から一気に85円台半ばですからね。今回は介入にしても面白い点があったので、それについて呟きたいと思います。

まず…
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為替介入、電子取引を活用=アナウンスメント効果狙う?-日銀(共同)

政府・日銀が15日実施した円売り・ドル買い介入では、一部の取引で「EBS」と呼ばれる電子取引システムが使われた。EBSは取引成立時に注文相手が分かる仕組みになっており、今回の介入では日銀が円売り注文を出したことが瞬時に市場参加者に伝わった。市場では「アナウンスメント効果を高めるため、日銀が新たな介入手法を使ったのではないか」(都銀ディーラー)との見方が出ている。

まずこれ。EBSというのは銀行が為替取引に使うシステム。今はEBSを使った取引が95%を占めています。従来の為替介入の場合、日銀は銀行に依頼して、銀行が日銀の代わりにドル円を買い上げるオペレーションをしていました。

今回は、一部で日銀が直接EBSを使ってドル円を買い上げるオペレーションをした、ということです。これは記事にもあるように心理的にインパクトが大きい。

EBSというのは、取引が成立すると、何処の金融機関と取引したかが4桁のアルファベットで現れるんですね。日銀はBOJQ。だから、誰かがドル円を売った場合、取引の相手方にBOJQと出てきて『うおっ日銀だ!!』てビビるわけです(笑)

すぐに介入が入ったと分かるので、みんなもう一目散に売るのを止めて逆に買い上げるわけです。この流れに乗れ~ってな感じでね。だから値がすっ飛びやすいし、効率的に為替を持ち上げることが出来ます。なかなか上手いでうすね。


逆にバカだな~と思ったのがこちら。

仙谷長官:82円台が防衛線-円高の問題は看過できない(ブルームバーグ)

仙谷由人官房長官は15日午前の会見で、日本が同日円売りの為替市場介入に踏み切ったことについて「円高の問題は看過できない」と語った。その上で、82円が一つの防衛ラインかとの質問に対しては、「財務相のところでそういうふうにお考えになったんだろうと思う」と言明した。

戦争で、自ら防衛ラインを暴露しちゃうようなもんですね。介入は何時来るか、どのレベルで来るか分からないからなかなか売れない恐れを与えるもんです。それを82円台防衛、なんて言っちゃってなんの特があるのでしょう。

更に恐ろしいのは、82円の防衛ラインを死守できなかった場合。これは政府日銀の敗北を意味するわけですから、円高は加速します。まぁ、過去の例を見ても、介入後は再び円高圧力が強まるんですけどね…。

ちなみに前回の介入で円安反転のきっかけになったのは…日本以外の利上げ、そして全世界的な円キャリートレードです。そのなかにミセスワタナベ、つまり皆さんも含まれます。2004年ですから、クロス円をロングにしておけばなんでも儲かった時代の話です。

じゃあ今、また同じ状況になるかといったらまずないでしょう。米国はますます金融緩和を進める構えですし、欧州もPIGSというお荷物を抱えてひーひー言ってますから。

しばらくは投機筋による円高狙いと介入への警戒感でピリピリとした相場が続きそうです。

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