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2010/08/16 (Mon) IFRSは面白い【鷹鳩】

マーケットの話とはちょっと異なるですが。最近 IFRS という言葉を良く耳にします。読み方はアイファスやイファース。ヴェリタスや経済誌では目にしない日はないくらいのホットイシューですね。これは何かっていうと国際会計基準と訳されています。日本企業は日本独自の会計基準で処理してきたんですが、グローバル化の波…というかクロスボーダーのM&Aなんかも活発ですので、ここいらで国際的な会計基準に統一しようよってな話。

で、私はマーケット畑で財務会計ってのはテンでダメですが、勉強してみたいと思って本を読んでますがこれが実に面白い(福山風)

これは導入されれば、企業の決算の模様はガラリと変わります。

現状の会計基準と様々な相違点があるのですが、一番大きいのは大局的な利益の見方が変わるということでしょうか。

今の決算って営業利益があってそこに営業外損益が引かれて経常利益、そこから特別損益で純利益って構造になってますが、これが大幅に単純化。経常利益という言葉もなくなります。ケイツネが無くなる…たぶん中年の金融マンはこれを受け入れられないってのがIFRSを導入するうえでの一番大きな障害な気がしますw それくらい決算書が変わる。

単純に言うと、もうとにかく、事業にかかる益と費用をまとめてしまって営業利益を出す。その下は細々とした金融損益のみで当期利益が出てきます。ただ、IFRSでミソなのはこの当期利益ではなく、更にその下に来る包括利益

これは今までの会計では表に現れてこなかった資産価値の変化を加味した利益です。もっと簡単に言うと、去年と今年でどんだけ純資産=会社の価値が増減したのかってこと。

具体的には①投資有価証券の価格変動②海外投資に係る為替差損③デリバティブの評価損益 そして④少数株主損益 ⑤企業年金の積み立て損益などなど…っと。分かりづらいですが、要は今までより、より持っている証券や為替、デリバの影響を受ける、まさに今のマーケットプライスで評価するってことになります。

企業年金の積み立て不足…これって結構大きな爆弾な気がします。

そもそもIFRSのスタンスって企業の本当の価値を分かりやすくするってところにあります。ヴェリタスにもありましたが、まさに『企業買収者の立場』に立った会計。これです。

時価は時価。のれん代やブランドも償却しなくていい、研究開発費も資産計上してOK、そんかわし時価で評価ね。減価償却も実態に合わせて耐用年数、定率法じゃなくて定額法ね…と変更点はかなり多く…。将来CFを生めるものに対してはきちんと評価してるんですね。逆も然り。

まだまだ勉強中ですが、今後も勉強の復習もかねてIFRSについて呟きたいと思います。

しかし…これが導入されたら投資銀行のIBマンの有難みも薄れる悪寒…ときどきオトン。


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2010/08/23 17:24 | 大松株太郎 [ 編集 ]


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