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2010/05/20 (Thu) CDSを買うということ【鷹鳩】

Cステでも書いたんですけどドイツが新たな金融規制に乗り出しました。

独のカラ売り規制、思惑先行で市場は混乱、効果には疑問の声も(モーニングスター)

 ドイツのカラ売り規制に波紋が広がっている。ドイツ金融当局は18日、国内証券取引所で取引可能なユーロ圏16カ国の国債カラ売り禁止(ネイキッド・ショート=株・債券を借りることなくカラ売りする手法)と、ユーロ圏諸国を対象にしたヘッジ目的以外のCDS取引の禁止(ネイキッドCDS)、独金融機関10社の株式カラ売り規制を発表した。禁止は5月19日の深夜零時から2011年3月31日の24時まで。

 ユーロ圏諸国の投機的ショート禁止が目的で、大量のカラ売りによる債券価格の乱高下を落ち着かせたいとの目的がある。もっとも、次は金のショートが禁止するのではないかとのうわさや全ドイツ株に規制の対象を広めるとの話も出ているため、発表後は規制による欧州経済の先行き不安を招き、思惑とは逆に市場はやや混乱することとなった。




国債の裸売り、株の裸売りはダメよと。でもってCDSの買いもダメなんだと。いやはや、なんという規制強化(笑)。CDSだけ買いがだめなんですね。というのもCDSとは保険商品ですから、ロングは保険の買いになるわけです。例えばギリシャCDSの保険を買った人にとっては、ギリシャが破綻してくれた方が保険金を受け取れてハッピーなわけです。

だからCDS買いで水準を買い上げることによって不安を煽り、ますますギリシャの状況が悪くなるって仕掛けることができるんですね。

本当にギリシャ国債を持っている人はヘッジ目的でCDSを使ってもいいけど、単に破綻を予想してCDSを買うのはダメよってことですね。しかし、これを禁止するって事は自由なトレードを禁止するってことです。金融規制強化⇒競争力低下⇒ユーロ圏から資金流出 って連想も働くような気がします…。


しかし、気になるのはCDSロングは規制しておいてショートにはお咎めなしってところ。だってCDSを売る人がいれば反対でロングになる人がいるし…。それはいいのだろうか…。【鷹鳩】もう少し突っ込んだCDS劇場でも書いたとおり、CDSを売ることでシンセティックCDOという新たな金融商品を生み出すことが出来るのです。


CDSについてはCDSカテゴリでも詳しく書いていますし、書籍であればクレジット・デリバティブのすべて第2版がベストです。



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2010/05/22 16:52 | [ 編集 ]


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