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2010/04/15 (Thu) 為替ディーラーの一日【鷹鳩】

今回は趣向を変えて、為替ディーラーがどんな一日を過ごしているのかを説明していきましょう。もちろん、人により会社によりでまったく異なります。あぁこんな感じなのかぁって楽しんでもらえれば幸いです。

05:00 起床
マーケットに携わる者の朝は早い。目を覚まし、手許の携帯端末でNY市場の動向を確かめる。昔は今ほど携帯端末が発達していなかったため、海外オフィスや夜勤の同僚に電話をかけていたものだ。コーヒーを淹れて、モーニング・サテライトを見る。通勤電車の中で日経新聞を読む、ということもあるが寝ることも多い。
07:00 出社
ロンドン・ニューヨークから送られてくる各社レポートに目を通し、昨夜の海外の動きと本日の東京マーケットの見通しについて同僚や他の銀行のディーラーと話し合う。既にウェリントン・シドニーは開いているのでその動きも注視。早朝にもかかわらず、お客さまからの注文電話も鳴り始める。今日のマーケットはどうなるのか? 戦闘に出陣する感覚だ。
9:55 仲値
仲値とは銀行が顧客へ提示する当日渡の為替基準レート。5や10が付く日(ゴトウビ)は貿易会社の外貨決済が多いので相場が動きやすいなど注目されている。 この仲値は9:55の為替レートを基準に設定されている。そのため、9:55直前には仲値を高く、あるいは低く設定しようという思惑が働き、熾烈な争いが繰り広げられている。例えば、顧客から仲値で100本(1億ドル)の注文を預かっている場合、仲値が1銭違うだけで100万円もの収益の差になる。
12:00 昼食
相場を相手にするとなかなか席を外せないので、若手にお願いしてお弁当を買ってきてもらう。たまにランチ・ミーティングが入り、お弁当を食べながら相場について議論することもある。白熱してお米粒が飛んでしまうことも(笑)
16:00 欧州勢が参加
夕方になると欧州勢が参加してくる。一番マーケットが厚くなる時間帯。東京時間は動意が薄く、ようやっと相場が動き出す。
17:00 TV会議
ロンドン・シンガポールとTV電話会議。もちろん英語。英語で相場の専門的な会話をするのはかなり苦労する。一方で、一旦市場用語を覚えてしまえば、フィーリングでロングだショートだって発言しても意図は通じる。大切なのは、しっかりとしたビューを持つこと。
18:30 中抜け
米国の雇用統計発表(22:30)があるので一旦中抜け。デンマークの銀行のディーラーが日本に来ているので一緒に食事にいく。天ぷらが食べたいと言うので有名店を押さえて会食。普段は苦手な英語も、おいしい料理とお酒があれば上手く行く。
22:30 雇用統計発表
カウントダウンが始まり数字が発表される。途端にマーケットが一気に飛ぶ。飛び交う怒号、ほとばしる汗、吼える咆哮。ディーリングルームが騒然となる瞬間である。2時間ほどディールをして、この日の収益は2500万円。



小説でも為替ディーラーの仕事ぶりをリアルに書いていものがあります。

伝説のディーラー
大下英治
徳間書店

実在の為替ディーラーも基に書いた小説。時代的にはかなり昔ですが、為替ディーラーの雰囲気などがひしひし伝わってきます。臨場感あります。



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