プロフィール

鷹鳩
金融市場の燃えカスです。リスク選好的な人生を歩んでいます。ボラティリティを愛しています。Greed is good

twitter

カテゴリー

月別アーカイブ

--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2010/04/10 (Sat) インターバンク市場の信用リスク【鷹鳩】

さて、ネットで検索すると為替のプロディーラーって次から次へと出てきますが(笑)、インターバンクというのは実は非常に狭い世界です。というのも、取引自体に凄くリスクが大きいから信用力のある金融機関しか参加できないんですね。ここで言う『リスク』というのは、相場が上がった下がったで損するリスクではなくて、決済リスクのことです。

FXはレバレッジがかかって小さな資金で大きな金額を取引できますが、その大元であるインターバンク市場では、100万ドルの取引では本当に100万ドルの決済が行われます。レバレッジは1倍です。なので、ドル円を100万ドル買った場合、円を9000万円ほど相手に支払うわけですね。これがちゃんと決済されれば良いんですけれど、先に9000万円支払ったけど相手が倒産しちゃって100万ドル受け取れないって事態も起こりうるわけです。9000万円丸々大損と言うことになってしまいます。これを専門用語では『ヘルシュタット・リスク』と言います。

こうしたリスクがあるので、金融機関お互い信用し合っている相手としか為替取引を行わないのです。ちなみに相手に取引する信用があることを『ラインがある』と言います。線で繋がっているイメージですね。買ったり売ったりする前に、相手ラインがあるかをちゃんとチェックして、取引をするわけですね。

当然、小さな銀行や証券会社はあまり信用力がないので、取引してくれる先(ライン)が少ないです。それでもポジションを取りたい場合、あるいはクローズしたい場合どうするか。懇意にしている大手銀行にお願いして取引をしてもらうのですが、足許を見られてしまって常に不利なレートで約定させられます。例えばドル円が90.15/17とあったとしても、買いたいと言えば90.20とかで約定させられます。

日本全国の沢山ある地方銀行も、泣く泣くメガバンクとこういう取引をしているはずです。でもって、メガバンクは黙っていても美味しいレートで取引できる…というなんとも殿様商売なことをやっているわけです。メガバンクの為替ディーラーなんて儲からない訳がありません。ちなみに、メガバンクと外資では、やはり外資の方が信用力があるのでラインが豊富です(リーマンショックでだいぶ変わったとは思いますが)。

今までの話って個人のFX取引にも関わってきます。なぜかと言うと、皆さんの使っているFX会社も、結局はカバー先の金融機関の提供してくれるレートを使っているからです。なので、カバー先がラインが豊富な金融機関であれば、取引レートに反映されてくる…かもしれませんね。FX会社を選ぶ際は、そのカバー先にも目を向けてみてはいかがでしょうか?



参考になったという方は⇒応援のほどお願いします ⇒にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

関連記事

金融よもやま話/相場見通し | trackback(0) | comment(0) |


<<ボイス・トレード【鷹鳩】 | TOP | お笑いネタだけど笑えない…FX動画【鷹鳩】>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://takahato.blog112.fc2.com/tb.php/352-5f60424d

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。