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2010/02/14 (Sun) 他では絶対聞けない為替の真実物語~その3

トレコミュで連載していたものの転載です。




個人トレーダーと機関トレーダーの違い

Sarah「じゃあ、個人トレーダーと機関トレーダーの違いってなに? 運用額? 情報?」

鳩「うーん。もちろん運用額、情報量は違うわよ。運用額は当然億円単位だし、大体皆さんブルームバーグとロイターという情報端末を持ってるわね。でもそれって大きな違いじゃぁないわね」

鷹「そやな。個人でも数億円運用しとる人はいるやろうし、ブルームバーグも個人契約できるしな」

Sarah「Wait wait! 個人でもプロと同じ情報収集ができるの? どうやって契約するの? どんな情報が得られるの? 超極秘ネタ?」

鷹「ぐっ…、く、Sarah さん、苦しい。はぁはぁ。ブ、ブルームバーグってのは金融情報端末で、市場関係者ならほとんどの人が持ってるくらいメジャーなもんや。リアルタイムニュースや過去データ、チャート分析、アナリストの為替分析動画などなど、すんごい機能が詰まってるで。基本、法人契約だけなんやが、最近、個人投資家にも契約を始めたとかなんとか話を聞いたで。ただし、2年分一括前払い500万円ナリ」

Sarah「ご、500 万…」

鳩「プロと同じ情報、機能は手に入れられるけど、極秘ネタ? 市場の噂なんかは入ってこないわよ(笑)」

Sarah「500 万かぁ」

鷹「うほん、話を元に戻すで。本質的な違いという点は、機関トレーダーはマーケットメイクをするということやな」

Sarah「マーケットメイク?」

鷹「そ。FX 取引で当たり前のように売値と買値が取引画面に入ってくるやろ?  でもあれって裏では誰かが常にプライスを提示してるんよ。常にマーケットの買値と売値を提示する、それがマーケットメイクや。これは結構大変、というのも常に自分がやりたい事をできるわけやないからや。お客さんが買うならショートポジションになるし、売りたいならロングポジションになる。自分の相場観とは関係無しにや」

鳩「いつ何時、欲しくないポジションを持たされるかもしれない。それが機関トレーダーの宿命よね。もちろん、そういう立場だから儲けることもできるわけだけど」

Sarah「I have no idea what you are talking about…..すいません。全く日本語が通じません。。。。そもそも、お客さんって誰ですか?取引の相手がいるってこと? sarah のような個人トレーダーはPC がお相手ですが。。。もしくは、FX 業者とのやり取りなんですが。。。もうちょっとわかりやす~く説明してもらえます???」

鷹「お客さんというのは輸出入企業(石油会社、自動車メーカー、商社などなど)、生保など機関投資家、それからFX 会社もあるで。銀行としてのお客さんがいるんよ」

鳩「で、例えばSarah さんが『GBP/JPY の取引をしたい』とする。銀行のディーラーが

『146.05/146.10』とプライスを返したとする。Sarah さんはショートを作りたかったので146.05 で売る。その裏側でSarah さんのショートを引き受けた銀行ディーラーが146.05 でロングになっている。つまりSarah さんがポン円売ったので、ディーラーはポン円を買い取った立場=ポン円ロングってのは理解できる? 」

Sarah「うん」

鷹「Sarah さんは『ショートにしたかったのでショートにした』。でも銀行ディーラーはどうやろ? 『ロングにしたい訳でもないのにロングを持たされた』って立場やない?」

Sarah「そう言われてみればそうね。要するに、お客さんと常に対極なポジションを持つのが銀行ディーラーってこと? 選択の余地なしに?」

鳩「そういうこと。それが最初に述べた『自分の相場観とは関係なしに、いつ何時、欲しくないポジションを持たされる』ってことね。最悪、『自分の持ちたいポジションとは逆のポジションを大量に持たされる』ってケースもあるわよね」

Sarah「自分の持ちたいポジションと逆を持たされるなんて…。良い事ないわね」

鳩「いや、さっき『そういう立場だから儲けることもできる』って言ったんだけど…」

Sarah「へー、そうだっけ? 実際どうやって儲けるの?」

鷹「…。さっきの例で言えば、Sarah さんがGBP/JPY を売ったのと同時に、別のお客さんからGBP/JPY を買いたいって注文が入ったとする。しかも同じ数量な。そうすると銀行ディーラーは146.05 でロング、146.10 でショートが出来るわけだから、自分ではまったくポジションも取らないで5pips 儲ける事ができるわけや。Do you understand?  実際にはいろいろ戦略を立てて、この辺まで上昇したら売ってきそうなどなどを先読みしてポジションをコントロールするんや」

鳩「『相場が上がるか下がるか』ももちろんだけど、『どういうお客さんがどのタイミングで売ったり買ったりしてくるか』を予想する仕事でもあるのよね。まぁ博打の胴元みたいなものよ」

Sarah「なるほどねー、最近Sarahが自分でFX会社をやったほうがいいんじゃないかって思っているんだけど。やっぱり…そういう話を聞くと胴元のほうがいいわよね。お客さんがどのレベルで取引するかだけど、それで『輸出勢の売りが控えてる』とか『5・10 日』なんかが意識されるのね」

鷹「ま、そういうことやな」

Sarah「ちなみに。。。ゴトウビとか、そういうのってどうやって意識しながらトレードするの?」

鷹「例えば、輸出企業なんかは『今期の想定為替レート』を発表してるやろ?  彼らはこれを目線に外貨の売り時を探っているわけや。だから想定為替レートが近づくと相場の頭が重たくなったりとか。逆に輸入会社は5と10 のつく日は外貨決済が多くて、USD を買わなくてはならない、だからUSD/JPY が上がりやすいとかな」

Sarah「それはsarah もよく意識しますね。以前、ブログ記事にもしたんですけど。」

鳩「ただし! あくまでその日一日の短期的な要因であって、相場全体を動かすような話ではないわよ。5・10日だから安易にUSD/JPY ロング!ってやってたら、そのうち大損こくわね」

Sarah「そうそう。最近では外貨決済はUSD よりもEUR を採用している会社が増えてるって言う噂を聞いたんだけど、それは本当?」

鷹「EUR も増えてきているのは本当。欧州との貿易ではEUR を採用するんやろうな。でも、まだまだUSD の取引量ほうが多いんちゃうかな」



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