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2009/11/04 (Wed) Mr. ZARの悲劇は岩より重い…【鷹鳩】

 相場はFOMC待ちですね。今回のFOMCではFFレートは据え置きで間違いないでしょうが、注目されるのは声明文の内容でしょう。これってね凄い文法の問題なんですよ(笑。それは、もう、単語の使い方や構文、形容詞の強さなんて『こりゃ、もう市場じゃなくて英文法の読みじゃん!!』って思いを何度もしてました。

まぁ、我々はそこまでする必要は無いので、素直に直後の反応を見極めてトレードするに限りますね。といっても、解釈の仕方が途中で変わって、一気に逆サイドに飛ぶことも間々あるので油断されるな。ポイントは言うまでも無く『金融緩和』を終わらせる、いわゆる『出口』に関する文言です。バーナンキ議長はインフレに懐疑的ですし、急いで利上げして景気の腰を折ることを嫌がってますから、まぁ、無難に終わらせると思います。

そうした場合のインプリケーションですが、正直、株価次第かと…。FXチャートの横にダウやS&Pのチャートを出しておくことをおススメします。役に立たない話ですいません(;^ω^)

さて、相場とはちょっと違う話。今日、日中暇だったのでw ネットをみているとこんな興味深いニュースがでておりました。

「くりっく365」利用の個人が南アランドで損失の可能性、8円台の取引は短時間か(ロイター)

南アランド/円で市場実勢と異なるレートを提示したTFXの「くりっく365」取扱会社の間で動揺が広がっている。「くりっく」を取り扱う証拠金各社はTFX提示のレートに準拠するため、実勢より低くてもそれが公式レートとなり、口座を保有する顧客が強制的に損失確定の決済を発動するストップロスの対象となったためだ。

「くりっく」に参加する証拠金会社関係者は「複数の顧客に対して損失確定の決済を行わざるを得なくなった。現在TFXに見解を求めており回答待ちの段階だが、現実問題として後になってから損失を補填するのは不可能。しかし、レートは実勢と大きく違う。どう対応したらいいのか」と話している。

 TFXの公表資料などによると、海外市場の終盤にあたる日本時間31日午前5時前、直前まで11円台でもみあっていた「くりっく」の南アランド/円レートは一気に8.415円まで急落。ロイターが金融機関から提供された対ドルレートを元に算出したレートは31日午前5時過ぎまで11円台のもみあい。この日に入って一時10.74円付近まで下落した。

 外為市場では通常、取引量の少ないクロス円のレートは対ドルレートを掛け合わせる形で算出している。前週末からきょう午前にかけてのドル/円とドル/南アランドの値動きから見ると「どう計算しても安値は10円台」(外銀)という。



インド人もびっくり、ランケンさんもびっくり。正直、これを見たとき( ゚д゚)ポカンなわけですけれども、要は先月末のクロス円急落の時に、くりっく365ではZAR/JPYが8円台を付けちゃったって話。で、チャートを見てみますと…


zar.jpg


うーん、どうみても10円台ですね…。ちなみにロイターやブルームバーグでも確認してみましたが、どうやってみても10円台でした。ところがくりっく365は8.415円を付けちゃったわけ。どーなるか?

一瞬でもそこまで下がったら、ZAR/JPYロングの人は大損を出してしまいます。そして、それが維持証拠金を下回ってしまったら、強制ロスカットの目にあっているでしょう。また、10円や9円にストップロスを置いている人もそれに引っかかっているでしょうね。

でもそれは実勢値じゃないっていう…。こりゃーゼッタイおかしいぞ!! 東京金融取引所!!! 

なんで、こんなことが起こるかと言うと、くりっく365ってマーケットメーカーを何社か募って、各社にレートを出させているわけです。そんなかでベストプライスを持ってくる仕組みになっているんです。平常時はなんら問題ないわけですが、相場急変時には仇になったんでしょうね。相場急変時って一旦、オーダーを消してしまうことがあって。つまりマーケットメイクもしにくくなる、あるいはしなくなる。特にZARのような流動性の低い通貨だと、もうずーーーっと底までBIDが無いとかね。そして誰かが成り行きでそれを叩きに行くとそのレートが付いちゃったりする可能性もあるんですね。

多分、今回もそんなケースじゃないかと。

TFXでは「マーケットメイカーが提示した価格で約定した取引所の正式なレート。システムトラブル等ではない」としている。

なーんて言ってますけど、ITのシステムトラブルではなくても、プライスクォートの構造的なシステムトラブルだと、ここに申しておきましょう。

さぁ、さらなるTFXの弁明が見ものですぞ!!(ちゃんとZARのポジション切らされた人には救済措置してよね)

あ、タイトルはCHAGE&ASKAの名曲のパロディです(;^ω^)



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