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2011/06/28 (Tue) 東電の株主総会【鷹鳩】

本日 6月28日は東京電力の株主総会ですた。東京電力HP

大震災、福島原発問題から初の株主総会でしたのでそれはそれは大注目。震災後の東電の対応があまりにお粗末過ぎて国民感情も怒りがたまっています。なにより昔からの株主さん。震災前は2000円を越えていた株価はいまや300円…。

今後も賠償を優先させ、10数年(あるいはもっと)配当は見込めません。

前も書いたと思いますが、株価というのはその企業が将来どれだけの利益をあげるか、を現在価値に割り引いたものという考え方があります。PERなんてまさに何年分の利益を株価に織り込んでいるかということでよね。

今後、電力事業の利益は圧迫され、たとえ利益を挙げたとしても賠償機構に持っていかれる…。つまり企業としての利益はほとんど残らない状態です。ということは株価が上昇する理由も無い…。

さて、そんな不遇を囲った株主さんと東電経営陣との話し合いの場が株主総会なわけですが。

twitterの広まりのおかげで詳細まで分からなかった株主総会の様子が、出席してない人にもわかるようになりました。いくつかあるのですが、togetterでまとめられていたのがこちら。様子がありありとリアル。

岩上安身氏、木野龍逸氏、郷原信郎氏による、6月28日「東京電力株主総会」実況まとめ


1個1個読んでいくとリアルで面白いですね。

そんな中で

勝俣会長の、型どおりのあいさつに対して、前方の席から拍手。どういう人達なのだろう?

傘の男性、45分前に来たが前の方はすべて物がおかれていた、これはおかしい、役員の説明の拍手は前の方だけ、株主提案への拍手は後ろの方だけだ、今は開かれた株主総会ではないのか?と

これは金融腐食列島なんかで、主人公が銀行の総務部で株主総会のまとめ役をやっているシーンをみれば分かるんだけど、総会の前列はすべて自社の社員です。特に、今回のように荒れるのが必至な場合は前3列くらいは社員株主を座らせて、議長の提案にはとことん拍手で賛成、その他株主の提案には野次、反対をするという役割。

昔は総会屋という893さんが結構跋扈していて、総会を無難に進めたかったら月刊紙を購読しろ(月ウン万円)とかいろいろせびって来る。企業の中には、そんなのを突っぱねる会社もあるので、その場合は総会が荒れる可能性もあり、ということで社員を前列に座らせて総会を進めるわけです(特に体育会系のガタイの良いのがねw)。


っちゅーことで、一般株主さんはどんなに早く来ても後ろの席しか座れない。


それから、株主からの動議に関しても

紀藤正樹氏の質問続き。「原子力発電からの撤退を求める、この株主提案は、41条と42条に分けて、取締役会としての説明を行い、決議するよう動議する。将来、もし再び原発事故が起きたときは、あなた方に責任がある。この株主提案に反対した責任をとり、私財で賠償してもらう」。場内拍手。

動議の決議、明らかに紀藤氏の動議に賛成の株主が多数。困った勝俣議長、議決をやり直すが、さらに賛成が増えた。すると、「代理人も含めて反対多数とする」と。だったら、議決の意味がない! 株主提案の議決も同じ。賛成の挙手の方が明らかに多数だったが、勝俣議長、強引に、反対多数とした



( ゚д゚)ポカーン 

まぁ…。出席していない大株主 (構成比率はこちら(CostDown)) をみると、メガバンク、メガ生保、東京都、年金などで大きな割合を占めていますから、実際には反対多数になるんでしょうけど…。株主総会の投票権は当然、保有している株数に比例します。大株主の言うことが強いということ。

しかし、『本当は原発撤退に賛成が多いのに、議長が強引に反対多数と押し切った』というイメージが…あるよなぁw

きちんと、『会場は賛成多数のようですが、委任状を頂いている主要株主の皆様からは云々…』って説明しとけばいいのに…。

まぁ良く分かった。日本の株主総会は茶番だってことがね。

ウォール街のゲッコーみたいに颯爽と経営陣をやり込める。なんてことは期待してはいけないのです。

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2011/06/27 (Mon) コクサイ先生【鷹鳩】

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出落ちなんですけど(笑) 財務省から販売低迷に悩む個人向け国債をてこ入れしようと新たなイメージキャラクターが発表されました。その名も『コクサイ先生』です(笑)

『メタボ気味で顔が大きいことをちょっと気にする40代男性』という意味があるのかどうか良く分からないキャラ設定まであって、twitterアカウントまであって。財務省も最近のwebマーケティングに力を入れてきたということでしょうか…。


でもねコクサイ先生…




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毎日、個人向け国債の条件決定のお知らせや商品説明してもねぇ…。

と、財務省の肝煎り、金融系メディアやWBSで取り上げられましたが、今のところ完全に空振っております、コクサイ先生…。フォロワー数、600…。そんなコクサイ先生がフォローしているのは、国税庁のキャラクターの『イータ』くんと税関のキャラクターの『カスタム君』だけというのも泣かせます。


さて、財務省の個人向け国債PRと言えば

債券バブル? 日本国債は安全か?で登場したこのポスター

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はい、どうみてもウ○コ臭いです、ありがとうございました。


それから国債を持てる⇒モテる…orzで登場したR25の記事。

IMG_6807.jpg

『結婚する相手に求めるのはやっぱり経済力!』『お金に真面目な人が良い!!』『堅実な人が良い!!』『安心感がある資産運用が一番いいかな~』『安定感があることが絶対条件』…。

非モテのオタク資金を狙い撃ちしたこの広告は大きな反響を呼びましたね。どうせなら国債100万円毎にAKB48総選挙の投票権1票つければ間違い無いのにね…。


それにしても…。個人向け国債普及に必至なのは良く分かりますが…


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コクサイ先生なのに安西先生に言われちゃうよ…。



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2011/06/11 (Sat) いつの日か 関電【鷹鳩】

東京電力の企業としての行方は未だ不透明で、金融市場も右往左往している状態です。

企業としても法的破綻させるのか政府バックアップの下再生させるのか。要人から発言がポンポン飛び出してまだまだ落ち着かない状態。社債やCDS市場の評価はがた落ち。株価はついに一時150円割れ…と酷いことになってます。安定的な配当目的の株式投資、またリバウンド狙いの飛びつき投資がいかに危険か。

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CDSは1000bpsを超える水準。実は事態はもっと深刻で、アップフロントと呼ばれる保証料前払いでの取引が出てきている。これは、近々東電がクレジットイベント(要はデフォルト)に該当すると見る人が多いということ。


で株価のチャートも酷い。

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そんな中、東電以外の電力にも当然大きな影響が出ています。関電が起債を延期したってニュース。

電力債の起債再開は道険し、日銀社債買入緩和に期待も(ロイター)

関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)が検討していた国内普通社債(SB)の発行延期を決めるなど原子力発電所を抱える電力会社の起債環境に厳しさが増している。

 関西電は9日、期間10年で発行を準備していた国内SBについて6月中の起債を見送ることを決めた。 関電では「ボラティリティが高く、投資家にとって適切な投資判断が困難な環境になった」(経理室関係者)と説明し、市場の落ち着きを待って起債時期を探る意向を示した。



直接的な影響が無い関電。震災前は国債から10bps程度の上乗せ利回りで発行されていましたが、いまや起債すら取り止めという状態。

原発を保有する電力は同様の事故があるかも、原発を止めれば業績が悪化…などなど連想するのはもちろんあります。ただ、今回の起債取り止めで一番の原因になったのは、電力債というのは『一般担保付』で弁済が優先されるという電力債神話が揺らいでいることでしょう。

その発生源はこちら。

平成23年原子力事故による被害に係わる緊急措置に関する法律案(河野太郎ブログ)

東電の発行する電力債は、一般担保付き社債として、他の債務よりも優先して弁済されることになっている。つまり、東電が法的整理をされた時に、電力債は、賠償金や金融機関からの借り入れよりも優先的に弁済され、残った資産で賠償金と金融機関からの借り入れが同じように弁済されることになる。

電力債の弁済が行われ、資産が残らなければ、賠償は国民負担になる。

しかし、国がこの仕組みで仮払いをして東電に対する求償権を持つことにより、賠償が電力債よりも優先的に弁済されることになる。



既存の法律でその優先弁済が規定されてきた社債。それをひっくり返す法案ががが、というわけです。投資家にとっては一般担保付なんて屁のツッパリにもならなくなったので、関電債にしたって怖くて買えないわけですな。
ちょうど民主、自民の大連立の話が出てきたタイミングもあって。その後、一般担保より優先される、という項目は盛りこまれなかったようですが、一度出た懸念は頭から離れないものであります。ましてや他人のお金を預かる投資家としては慎重なスタンスを取らざるを得ない。


関電としては、かなりかっこ悪い姿を見せてしまったのです。次は間違いなく起債できる環境を待つでしょうね。そんな日がいつ来るのか分からないけど(笑)

起債できるその日まで 関電~この胸に 関電~♪




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2011/06/01 (Wed) 個人トレーダーからプロトレーダー【鷹鳩】

最近はトレーディング会社にも逆風が吹いています。
リスク規制が高まり、思うように成果が上がらなくなったり
親会社の意向で閉鎖を余儀なくされたりするケースもあり。
今年の3月には住友商事系の大手トレーディング会社、住商エレクトレードが閉鎖されました。(実は私もひそかにここに入ることを狙ってもいましたが(笑)

そんな中、生き残りをかけて実力のある個人投資家を雇い入れる会社もあり。
個人投資家として利益を挙げて、その後組織に入ってプロディーラーとして活躍する人も多いです。
個人でやっていてもそれで生活していたら立派なプロですが、ここでは金融機関に所属して、という意味です。
FXトレーダーさんでもいましたよね。有名になって雑誌などで紹介されて外資系金融機関と契約した、とか。

なので個人投資家の方でも職業としてトレーダーやりたい!と思えばチャンスはあると思います。

googleで検索してもほら、こんなに 

ただ、実際のところは、現在金融機関でマーケット関係の仕事をしている立場じゃないと、メガバンクや有名外資系金融機関に採用されるのは難しいでしょう。

ずばり狙い目は歩合ディーラーが多い、中小地場証券やファンド会社。
ここは、学歴・経歴よりも実力、もっといっちゃえばどんだけ稼いでくれるの?ということを重要視してます。トレーダーも皆、職人みたいな方ばっかり。
かなーり濃い職場で刺激になります。

最近 三晃証券が個人投資家も対象にディーラー募集していたので、書いてみました。

三晃証券ディーラー募集 





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