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2011/05/27 (Fri) ドルは再び南を向いたのかな?【鷹鳩】

0527.png 特にネタ的なものは無いんですが(いつもネタ記事を求めているものでw) まぁなんとなく今の相場を見てみると米国の金融引き締めはまだまだ先の話なのかなというのが優勢。

今日の東京時間にはさらに踏み込んだ金融緩和策QE3 も!?なんてルーマーが流れて為替はちょっと反応したみたいです。まぁそんな状況ですから早々の利上げなんてアリアハン…いやありえへんのです。

アリハハンといえばWiiでドラクエⅠ・Ⅱ・Ⅲがレトロ版で出るみたいですね…。

3970-1305102563.jpg 

このWiiの色合いも初音ミクみたいでいいです…。おっさんホイホイな企画ですなぁ。



で、利上げ観測が高いなら米金利も上昇するはずですが、ここんところ金利は低下方向で10年金利は年初来の低水準。
052702.png


っつーことでやはりマーケットはドル安に回帰している気がしてならんのです。CHFのあげっぷり、見てくださいな。

ただEUR圏からはまたきな臭いネタが出てきてますね。
ドル売るなら対EURはどうなんじゃろ?というのもありますね。

以上、とりとめない話。


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2011/05/19 (Thu) 豪4メガバンク【鷹鳩】

あまり相場とは関係ないんだけど、昨日のニュースにでていたので取り上げます。

格付け会社ムーディーズ、豪4大銀行を格下げ(外為どっとこむ)

先ほど14:43頃、格付け会社ムーディーズは、豪州の4大銀行(ウェストパック銀行、ナショナル・オーストラリア銀行、コモンウェルス銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行)の格付けを、従来の「Aa1」から「Aa2」に引き下げ、見通しは安定的とすると発表しました。

これを受け、発表直後は豪ドル売りが強まる場面があり、豪ドル/円は発表前の86.32円前後から14:50頃には86.10円まで下落する場面がありました。



そう、実はオーストラリアにも4メガバンクがあったのだ。って日本にはもう3つしかないけどね…。

日本ではあまりなじみが無いこれらの銀行。

ナショナル・オーストラリア銀行
通称NAB(ナブ)たぶん豪で一番でかい銀行。

ウェストパック銀行
こんなかでは一番なじみが無いかもしれない…。

オーストラリア・コモンウェルス銀行
こちらはCBAとよく呼ばれます。昔は中央銀行の役割を果たしていました。

オーストラリア・ニュージーランド銀行
通称ANZ(アンズ) 甘酸っぱい感じがします。


馴染みはありませんが、為替の世界では存在感はあります。もちろんAUDやNZDの取引ではこれらの銀行がピカイチの強さを持っています。AUDなんか取引する場合はこれらの銀行のコメントなんかが信頼できるんじゃないですかね。

ちなみに羽田空港や箱根ターンパイクなんかの買収で名前が挙がる マッコーリーっていうお酒みたいな名前のも豪の金融機関ですが、こちらは銀行ってより投資銀行・ファンドです。

最後に…オーストラリアの首都を堂々と間違ったのは黒歴史じゃぁぁ!! ヽ(`Д´)ノ 




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2011/05/15 (Sun) TEPCO's Debt is dead 【鷹鳩】

昨日のエントリ後に思いついたもの、書き忘れたものをつらつらと。

■CDSのこと

もうすっかりお馴染みになったCDS。CDSについては J-CDS ここが一番わかりやすく正確に書いてあります。

債権放棄しなきゃ公的資金入れないかもよ、なニュースの後、CDSは大きく上昇。
0514.gif


それまで200bpsほどで推移していたのが300bpsを超える水準まで一気に拡大。当然ですわね。
以前にも書きましたが CDSの支払いに該当する事象のことを クレジット・イベント といいます。

クレジットイベントには3種類あって

①支払不履行(Failure to Pay)、②倒産(Bankruptcy)、③リストラクチャリング(Restructuring、債務の条件変更など) 

このどれかに該当すると、クレジットイベントとなります。債権放棄なんてしたら引っかかりますわね。

もうちょっと踏み込むと。

CDSを保険みたいなものと解説するメディアも多いんですが、イメージはあっていても、本当は『スワップ』ですので保険ではなくて、ものを交換するのが原則なんですよね。何を交換するかっていうとクレジットイベントになった時に『債権』と『現金』を交換する。

なのでCDSの買い手(ヘッジしたい人)は相手に債権を渡して現金を受け取るということ。この相手に渡す債権が問題になる悪寒…。社債はまがりなりにも優先債権だから渡すのはもったいない、じゃあローンでってのが経済合理性があるんですが。債権放棄なっちゃった後、ローンがあるのかどうか、あったとしてもそれも債権放棄要請されたらどうするのか。難題は山積してますが、枝野くんはそこんとこまで考えているのでしょうか。

それ以上に仮に『CDSクレジットイベント認定企業』になってしまうと、精神的に立ち直れないです。

asita_2.jpg


■クロスデフォルト条項

クロスデフォルト条項 ってのがありまして

債務者の借り入れの一つが満期になっても返済されず、デフォルト(債務不履行:債務者が正当な事由がないにもかかわらず債務の本旨に従った履行を行わないこと)となった場合、債務者が抱える残りのすべての借り入れについても返済期日が到来していないにもかかわらずデフォルトになったものと見なされ、債権者は債務者に返済を要求できるというもの


債権放棄は銀行の問題だけではなくなる可能性もあります。社債はこれは付いてないんですが(ですよね?)、その他ローンや年金運用の規定だとか投信だとかファンドポリシーとかに付随してる可能性もあり。みなさんの年金だってそうですよ、きっと。

そうすっと債権放棄させられた銀行当事者だけでなく、金融マーケット全体に飛び火して、阿鼻叫喚の東電デフォルト祭りになるわけです。枝野くんはそこんとこまで考えているのでしょうか。


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2011/05/14 (Sat) 債権放棄で宇宙の法則が乱れる【鷹鳩】

まさに13日の金曜日、枝野ジェイソンが債権を切りまくるって感じでしょうか…。

東電融資に政府が異例介入…金融界、一斉反発(読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所の事故の損害賠償の枠組みを巡り、枝野官房長官は13日の記者会見で、東電の取引金融機関に一部債権放棄(借金の棒引き)を求めた。

枝野長官は13日の記者会見で、震災前の融資分が債権放棄されなくても公的資金投入に国民の理解が得られるかと問われ、「到底得られないと思う」と述べた。さらに、債権放棄が実現しなければ公的資金を投入しない可能性にも言及した。


この速報が流れたのは11時ころでしたか。直後、twitter我がTLでは(゚Д゚)ハァ?な反応が広がりました。中でも厭債害債さんのエントリが盛り上がりーの。周りは債権放棄はありえへんという反応でした。

私も「緊急融資させといて債権放棄かよ、詐欺だな」「ちょびっと給料カットでOB年金もそのままですか、そうですか」「エダノくん、素人杉ワロタ」的な 直感的・感情的な反応(笑)もあるのでちょいと考えてみようかと、久々に箸を…筆を取りました。


■金融市場の法則が狂う

キャピタルストラクチャーと単語が使われてますが、ぶっちゃけいっちゃうとこの図のことです(ぇ。

0514tepco.png

今回の事故で第一義的に誰が責任を負うべきか。それは東電でしょう。東電という企業です。企業活動を執行している経営陣、企業そのもの。じゃ、その東電って企業は誰のもの?っていうと(色んな議論があるけれど)株主のものってのが金融市場でのお約束。

株を買うってことはその企業を(一部)所有するってことに他ならないわけです。ちなみに株を公開して得た資金は上の図の「しほん」のところに組み込まれます。「しほん」は企業の核(コア)であり、企業価値そのものです。自己資本が厚い、自己資本比率って言葉もありますよね。

これがゼロやマイナスになると企業は大体死んじゃいます。

「しほん」だけだと商売するのにお金が足りなかったり、効率が悪かったりするので借り入れをしてビジネスをすることもあります。その借金が「ふさい」のところに載ってきます。金融機関からの借り入れだけでなく、取引先への未払い金、その他企業が責任を負う債務(退職金とか)もあります。

株を買うということはその企業のオーナーとなり、企業が利益を上げたときは配当や株価上昇でリターンを得ます。企業が損失を出せば株価は下がり投資家も損失を被ります。

反対に企業への貸付はあらかじめ決められた(そして非常に低い)金利を受け取るだけです。そんかわし企業が損失を出してもニコっと笑って「借金は返してね」と言えます。

企業は「しほん」で成り立っていて、「ふさい」は他の人からの借り物です。そういう意味で企業が苦しくなったときに、まずは自分で責任を取るってのは全うな原則。リスクリターンの関係からもそうですよね。

さて、今回の枝野さんの発言、何がおかしいかというと損失を押し付けるというか『要請(笑』する順番がおかしい。
まずは東電経営陣、そして東電のオーナー、つまりは株主に責任を『要請』するのが原則。それを上場維持したまんま(株主責任なし)で債権放棄なんてゆうもんだから金融市場の法則が乱れてしまうのです。

dsc06164.jpg 宇宙の法則が乱れる!




宇宙の法則以外にも、銀行の債権の裏っ側には当然預金があるわけでそっちはどうなんよとか、銀行が株主代表訴訟を起される可能性とか、そもそも緊急融資を『要請』しといて放棄しろとか、もう目茶目茶な話ですわね。


■震災前の債権が対象だ

「緊急融資→債権放棄」というオレオレ詐欺も真っ青なスキームに対抗してか、対象となる債権を震災前との話も出ておりましたが…。

お金に色は無いって言われているように震災前に貸した1億円と震災後に貸した1億円って区別しても意味無いわけで。まったくもって意味不明です。

そいからさ、今回債権放棄しちゃったら再建した後の資金繰りとかどうするんだろ。銀行は貸さないし社債だって発行できないよ。


■宇宙の法則の乱れは社債までに及ぶ

どらめもんさんやhachigoたんも書いているんだけどネットには出てないのね。

15時くらいだったかなぁ。QUICKで『経産相、東電賠償への協力「株主も社債保有者も当然入る」』なんてニュースもあり。

これもまた法則が乱れる。てか乱れまくりでもはや法に則るなんてものは無い(笑) もう法乱という言葉を作っちゃうよ、勝手に(笑

東電社債というのは電力事業法で一般担保が付いていて、他の債権より優先して弁済されるんだよ。つまり、被災地の人たちがこれから受け取るであろう賠償金より先に弁済されるのが法に則った解釈。

その社債をカットする(という『協力(笑』という言葉のニュアンス)ということはだよ、賠償金も全額払いませんでってこと。あるいは法乱で賠償金を社債より優先させるウルトラシニア債権(先取特権)にするかだな。

というわけで、もう、あんぐりでもありangryでもある 13日の金曜日。

最後にtwitterで反応してくれた @tonny_tvvitter さんのコメントを引用させていただきます。


Debt is Dead


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