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2010/06/29 (Tue) 債券バブル? 日本国債は安全か? 【鷹鳩】

0629kokusai.jpg ( ´・ω・)うんこ臭い… ではなくて「うん、国債」なわけですが、今月に入って金利が著しく低下しております。まず、金利と債券についての基本ですが、国債は定率の利回り商品です。なので債券が買われるということは同じ利回りを得るのに高い金を払うことになるので、結局は投資利回りは低下します。逆に債券が売られると利回りを得るのにより安い金額で済むので、結局は利回り上昇となります。

債券高い⇒利回り低下 債券安い⇒利回り上昇


でもって今の10年長期金利ですが、5月の1.4%から1.1%まで低下してるんですね。10年投資して年率1.1%ですぜ…。

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国債/格付けなど | trackback(0) | comment(3) |


2010/06/27 (Sun) 誤発注とアルゴ取引と【鷹鳩】

dealing_room.jpg
GW明けの5月6日。思い出したくもないダウの大暴落がありました。あの余波でポジション刈られた人も多いのでは^^;

一時1000ドル超下げたダウ。巷ではフラッシュ・クラッシュって言われてます。一瞬の崩壊ってな意味ですかね。例えばアクセンチュア(有名なコンサルですよね)の株価が1セントで取引されたんですから…。

暴落はほんの一瞬でした。すぐにリバウンドしてますからね。

さて、当初は某米銀の誤発注なんて言われてましたが、今の今までその結果が判明されてないところをみると、濡れ衣だったみたいですね。では原因はなんだったのか?

それはコンピューターによる自動高速売買によるものだと言われています。投資家は取引コストを下げるため、そして一瞬のスピードを求めてコンピュータ取引に傾斜しています。米株式市場の6割はコンピュータによる自動売買だそうで。

そんな中、5月6日はギリシャ危機で株価は大きく値を下げていました。市場の緊張が高まる中、市場には大量の売り注文が入ってきます。そうすると実勢値が飛んで分からなくなる。そういう時、自動売買は全ての注文を一旦見合わせるようにできているようです。要は、実勢からかけ離れた価格での約定をなくすためにそういうプログラムになっているんでしょうね。

さて、そうなると市場の流動性は一気に落ちます。マーケットの流動性の6割が消えるわけですから、ますます流動性が落ちる、という循環。そんななか、「スタブ・クォート」という「1セントで買い」といった非現実的なオーダーが約定してしまう。

成り行きで売り、という注文に対し、1セントで買い、の注文が約定してしまう。だもんで、株価は一瞬大暴落を演出してしまうわけです。この株を見て為替も債券も大きく反応したんでしょうね。

さて、この自動売買ですが、為替の世界にもあります。

インターバンク市場では主にEBSいうシステムで取引しているのですが、ここにもAI(人工知能)取引が結構な割合を占めています。それはもう、人の目には分からないくらいの速さで取引を執行。色々なプログラムがあるのですが、市場のゆがみを取りに行くのが多いんじゃないのかしら。一瞬のリバース・クオート(BIDとOFFERが逆転)とかクロス円とドルストレートのアービトラージとかね。

ちなみに、言っちゃっていいのかな?^^; AIで目立つのは某米系生保です。

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2010/06/19 (Sat) BPの原油事故が波及…【鷹鳩】

メキシコ湾の原油流出事故が止まりません。

そもそも海底油田掘削施設が爆発し作業員11名が死亡したのは4月20日のこと。もう2ヶ月が経過するというのに、有効な解決策は未だ出されず。先月末に試みた作業も結局失敗に終わっています。

最終的な原油の流出量は30万トンを超えると予想され、米最悪の原油関係事故となる可能性が高いと言われています。

この海底油田の持ち主はBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)。世界最大規模のオイルメジャーです。BPのCEOは「私は誰にも増して終結を望んでいる。自分の生活を取り戻したい」と発言。そもそも作業員11名が死亡していることに加え、周辺の住民や漁業関係者の神経を逆なでしており、謝罪に追われています。

先般の議会証言でものらりくらいと6時間にも及ぶ追求を乗り切ったとか。安全性よりもコストを重要視するような支持がメールであったと言われています。1.5兆円の基金を拠出。そのために資産を売却…。格付けもS&P、ムーディーズから大きく下げられています。

さて、この大惨事の原油流出事故ですが日本勢にも火の粉が飛んできました。

BP原油流出事故 米政府、三井物産系の責任に言及(日経新聞)

メキシコ湾の原油流出事故に関し、油田権益の一部を持つ三井物産子会社、三井石油開発の責任を指摘する声が米政府内にあることがわかった。ただ、同社は操業には直接携わっていない。原油生産を実施・管理する英石油大手BPの作業や事故後の処理が適切だったかの検証結果次第で状況は変わるとみられ、決着には時間がかかりそうだ。

 17日の米下院エネルギー・商業委員会小委員会の公聴会で証言したBPのヘイワード最高経営責任者(CEO)は、米政府が「責任のある組織」としてBPや「三井」など4社を名指ししていると述べた。責任という言葉が何を指すかは明らかになっていない。

 事業の運営・管理を担うオペレーターのBPが権益の65%を持つ。このほか直接運営には携わらないノンオペレーターとして米石油・天然ガス大手のアナダルコが25%、三井物産が約7割出資する三井石油開発が孫会社を通じ10%を持つ。


ということで、大手商社三井物産にも影響が波及しております。実際にCDSマーケットでは三井物産の信用リスクが広がっていると判断↓
3m_5Y3MITCO.gif


現時点ではトータルの賠償金額がどの程度になるか、三井への責任比率がどうなるかといった点が不透明ですが、もちろん業績には悪影響。賠償金の支払いと言うのもありますが、その他操業中の油田の収益性にも影響出ますから。同じ事故起すわけには行かないので、今まで以上にメンテナンスをする必要があり効率や収益性が落ちるって懸念。

同様なことは、その他商社やエネルギー会社にも言えることです。

エネルギー関連の業界基礎知識を見につけるのにプッシュしたい書籍がありまして^^;

エネルギー(上)

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価格:1,890円(税込、送料別)



商社、ガリバーエネルギー会社、電力会社、官僚などなど。色々なステークホルダーから見たエネルギー業界をとりまく小説です。何も知識が無かったので、勉強になりましたしリアリティがあるので興奮して一気に読んでしまいました。


別件ですが、今回の原油事故で水産物が高騰するってアナリストの話がありました。
冷凍の水産物在庫を持つ日本水産やマルハニチロに追い風ってな話をしてましたね^^;
ほんとみんな色々と思いつくものです。



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2010/06/16 (Wed) 国債を持てる⇒モテる…orz【鷹鳩】

もうあちこちのブログや掲示板で失笑を買っている財務省の個人向け国債広告。

「国債を持てる男子は女性にモテる」-財務省が婚活男子向け広告(ブルームバーグ)

日本の財務省の広告によると、日本人女性が結婚相手に求めているのは国債で資産運用している男性だそうだ。
  財務省は先週、個人向け国債の新商品として3年満期の固定金利型国債「固定3」の募集を開始。フリーペーパーに「国債を持てる男子は、女性にモテル!!・・・か!?」と題した大型広告を掲載した。広告には5人の妙齢の女性が登場、その中の1人(27歳)は「未来の旦那様はお金に真面目な人がいい!遊び人はNGです」と語っている。


フリーペーパーとは首都圏を中心に人気のあるR25というもの。この号はまたたくまに捌かれたようで入手も困難でした(笑 でもって金融機関に勤める人の間ではこの広告がかなり話題に上り。親切な方がわざわざカラーコピーしてくれました。

そのまんんま載せるとまだいろいろ面倒だから、それを更に写メしたもの↓

IMG_6807.jpg

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なになに。『結婚する相手に求めるのはやっぱり経済力!』『お金に真面目な人が良い!!』『堅実な人が良い!!』『安心感がある資産運用が一番いいかな~』『安定感があることが絶対条件』…。

もうなんか、『破れかぶれ』っていうアナリストのコメントがぴったりです…。しかし、評価できるのはお堅い官僚の諸君もようやく目線が下がったことか。もちろん広告を作るのは便通さんだったり白呆堂さんだったりするんでしょうけど。あるいはリクルートが作ったのかな…。

Cステでも書いたのですが、今このタイミングで国債で運用する方が金融リテラシー疑われるような悪寒…。

まず、ほぼ同等の商品性である定期預金と比べても利率が低い。今回新たに登場した3年債の利率は0.19%…。100万円預けても年間1900円の利払いしか受けられないんですよ。しかもそこから税金引かれるし。ネット銀行では3年定期で0.7%なんてのもあります。

国が発行しているから安全だという意見もあります。確かにね、ポートフォリオ理論の上では国債はリスクフリーなんですが、当然ながら実際はそんなわけはなく。今、ソブリンリスクって盛んに騒がれている中で。GDP対比での債務が世界一のこの国の国債を、『絶対安全』なんて言えるのかどうか…。

だって、そもそも信用力のみを取引するCDSという商品の中で、『ジャパン・ソブリンCDS』というものもあって。
今、ジャパンソブリンCDSはだいたい90bpsくらい。つまり日本国債がきちんと支払われなくなったときに保証してもらうために、保証料は0.9%必要。1億円の国債なら90万円ってこと。

『まぁ、それくらいなら信用力は高いんじゃね』って思ったらアウト。電力会社は40psくらいですから。⇒J-CDS

それ以外でも優良企業のCDSは軒並みジャパンソブリンよりタイトな水準で。少なくともCDS市場では日本国債より優良企業のほうを信用しているということに。詳しく見ていくと、ほんと一般企業のほうがずっと低いCDSの水準なんですね。


利率は低い、信用力もない、見通しも暗い。流動性も低い罠。そんなアセットに積極に投資する。

モテを取るか有利な運用を取るか…。That is the question.....




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