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2010/01/27 (Wed) 日本ソブリン・ネガティブだ~? でもそんなの関係ねぇ【鷹鳩】

昨日の夕方かな? 世界的な格付け機関であるS&Pが日本国債の格付け見通しをネガティブに引き下げました。

日本国債の格付見通し S&Pが「ネガティブ」に引き下げ(JCAST)

日本国債について、S&Pは「日本の財政の柔軟性が低下している」と指摘。政府が財政圧力・デフレ圧力を食い止める政策をとらなければ、「格下げ」になる可能性があるとしている。
S&Pによると、日本の一般政府債務残高の対国内総生産(GDP)比率は、2010年3月末時点で100%に達する見込みで、S&Pのソブリン格付け先の中で債務負担がもっとも重いグループに属している。財政再建の遅れやデフレの進行などを勘案すると、今後数年で対GDP比115%に達する可能性が高いとみている。


日経ヴェリタスでも特集していましたけれど、ほんと今の日本の財政状況はやばいです。なので、S&Pの言う事はごもっともなんですけれど。

マーケットの反応は最初は円売りでした。日本格下げ⇒投資資金が日本から逃げる⇒円安、ってことですから当然ですよね。88.60くらいから90.40までぴょーんと跳ねました。同様にJGBも売られました。信用リスクが高まったんですから当然です。

しかし、それもほんの一瞬。すぐに再び円高に。JGBは今日はぶちあがって金利低下しています。。。

『格付け見通しネガティブ?? でも、そんなの関係ねぇ~そんなの関係ねぇ~!!、はいS&P!!!』


外人からは何でやねん、日本人クレイジーとの声も^^; 

理由は格下げされようともなんであろうとも、結局、日本の巨大金融機関がJGB買わざるを得ないってところにあるでしょう。CFDステーションでも書きましたが、少し抜粋。

でも、だからといってJGBが暴落するかっていうとそうでもなく。なぜかって言うと、米国などと違って、JGBは97%が日本国内の投資が保有しているからです。簡単に言うと、仲間内でぐるぐる回して持ち合っているということ。これが海外投資家が多いと、異国の危ない国債なんて売って、自国の国債に入れ替えますよね。日本の場合は、JGBがホームグラウンドの国債なんで、売るわけにはいかないのです。

これが、借金大国ニッポンの国債が暴落しないわけです。超単純化して説明していますが、ホントこういうことなんです。更にいうと、この国債を最終的に買っているのって誰だかわかります?


それは…あなたです。皆さんの預金を預けた銀行や郵貯。その金融機関が、みなさんに預金の利子を払うためにJGBを買っています。つまり、国の借金を国民の預金で賄っているということなんですね。

このことに気付いた時、私はタコがおなかがすいて自分の足を食べる図を想像しました。この認識は合ってます。いずれ借金が国民資産で追いつかなくなったとき…JGBの暴落が始まる…と考えています。



ちなみに2013年には、国の借金が国民の資産を上回って、海外からファンディングしてこなくちゃいけないって話をどっかで読みました。個人的には、それ以前にエスケープ・フロム・ジャパンが起こると思っています。

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2010/01/21 (Thu) JAL破綻で為替相場に影響がある、って言われる理由【鷹鳩】

JALがついに破綻しました…。まぁ、予定調和なんですけれど、私が就職活動をしてた頃はJALなんて高嶺の花でしたけどね。女の子はスッチー(死語?)にメチャメチャ憧れてましたもん。優秀な先輩もJALに入ってたなぁ。。。(遠い目)

さて、一部ではこのJAL破綻で為替が動くってな話もあります。

どういうことか、簡単に説明しましょう。

JALのビジネスは飛行機を飛ばしてお客さんや荷物を運ぶことです。大事なのはまず機体。それから燃料ですね。

機体だとボーイングやエアバスといった海外メーカーから購入するわけです。1機がもう何十億何百億って値段ですよね。ドルで支払います。もちろん保有しないでリースすることもあります。この場合もリース料はドル建てが多いです。飛行機のリースについてはまた別に書きましょう。燃油もドル建てです。

なのでJALは外貨を買うニーズが恒常的にあるわけです。で、ほとんど毎日のようにドル買いがあるわけですよね? これってすごーくオペレーションがめんどくさくないですか? だって、だいたいずっと先まで航空機購入やリースの予定も決まっていて、燃油もデイリーで必要なのに、毎日あくせく外貨の手当をするんですよ? 財務部の人、狂っちゃいます(笑)

であれば、前もって予約しときましょうという話になる。1ヶ月先、1年先のドル調達を今、予約しちゃいましょうってことです。これを為替予約って言います。いろんな企業が普通に行っていることです。多分、会社の貿易関係の部署にいる方であればすぐに分かると思います。

なんで為替予約をするか? 毎日、外貨調達が大変ってのもあります。それから、今の段階で将来の為替レートを固定することが出来ます。つまり、業績計画を立てやすくなるわけです。為替レートのブレがコントロールできるからね。そして、予約レートのほうが今の為替レートよりも良いレートで取引できるというのがあります。これが為替予約を行うミソになります。。。

予約レートのほうが今の為替レートよりも良いレートで取引できる???

どういうこと?

例えば、今のドル円レートが91.00だとして、1年先のドル円を90.50で買えるってことです。うっそ!? 50pipsも儲かるじゃん。。。。てなわけないですよね。あくまで1年後に買えるってこと。なんで、そんな事が可能かと言うと、金利差があるからです。ディスカウントとかいいますけれど。ドル円をロングにして1年間保有した場合、1年分のスワップポイントがつきますよね? そのトータルのスワップポイント分を最初からレートから差し引いて取引しましょうってこと。

今でこそ、米国も低金利で日米金利差があまりないですけれど、ちょっと前まで結構な金利差があったんです。ちょうどキャリートレード全盛の頃ですかね。あの頃ってドル円1年で5円分のディスカウントがあったんですよ。そうすると、金融機関からこういう提案が来るわけです。

『JALさん、今ドル円は110円ですけれど、これを105円で買えるんですよ。来期の機体調達も決定してますし、市場も円安に推移していますし。ここは為替予約を取られてリスクヘッジしてはいかがですか???』

前回、記事にしたように為替予約をするインセンティブはあるわけです。レートも今より随分有利なところで固められますしね。このヘッジ自体は問題ないんですけれど、JALの場合はドル円がまだまだ200円の時に10年とか長期の予約をしてしまったのです。為替予約レートより相場が円高に言ってしまった場合、含み損を抱えることになります。 180円で予約して1ドル80円まで行ったら、100円(10,000pips!!)の含み損です^^; JALの財務はこれで相当圧迫されたと言われています。

で、今回、JALは破綻したわけですから、この取引も解消する必要が出てくる。JALは外貨買いをしていたので、その逆の外貨売りがでてくるだろう、だから円高になるって話が出ていたわけですね。


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2010/01/19 (Tue) 個人トレーダーが為替相場を動かせるか?【鷹鳩】

トレコミュ記事に加筆したものです。




ご無沙汰してしまいました。

さて、以前Sarahさんの本ブログでこんな質問が来ていました ⇒ 個人トレーダーが相場を動かすには

「sarahさんこんにちは!いつもsarahさんのブログで勉強させてもらっています。
資金管理の方法や精神論、また、普段の出来事など楽しく読ませてもらっていま
す。今回、質問があってお便りしました。

為替相場は巨額の資金が入っていますが、何枚の成行き注文を入れると相場は動
いてしまうのでしょうか?
通貨ペアによって違うと思いますが、ドル円、ユロドル、ポン円、それぞれどれ
くらいで動いてしまうのでしょうか?
500枚や1000枚の成行き注文で動いてしまうものなのでしょうか?もしそ
うであれば取引に支障が出るという事でしょうか?」



確かに疑問ですよね~。皆さんはどう思います?

個別株では、大量の注文を入れることで相場を動かせますよね。取引が少ないマイナーな銘柄であれば、少量でも株価を動かすことが出来ます。もちろん、取引する気がないのに大量の注文を入れたりしたら相場操縦で捕まってしまうんですけど^^;

結論から言うと、相場を動かすのは無理。もしくはごく一部の限られた条件でのみ、多少可能かってくらいでしょう。

まず、段違いに流動性が豊富ってことです。個別株って注目している人は、限られた国のまたその更に限られた人だけですよね?

為替は全世界が見ているわけですし、参加者が半端ないんです。投資家だけでなく、事業会社も参加していますよね。なので、多少の注文なんか井の中の蛙、砂漠の一砂、大海の一滴なわけです。しかも最近は、全自動でAI(人工知能)が注文を出してきますから、多少の人が閑散な時間でも流動性はあるわけです。さらにFXが流行ってきて個人投資家もどんどん参加していますから、ますます流動性が増す。

個人の力が入れば入るほど、個人の力で相場を動かすことは難しくなる、という面白いことになってます(笑)

日銀の介入は結構動くじゃん…って話もありますが、あれって取引単位100万ドルで1000枚とか軽く超える金額をやっているんですよ。1000億円分です…。FXでレバ100倍でやっても10億円の証拠金が必要になってきます(笑) なので一個人投資家の注文で相場を動かすのは無理でしょう。

なんでレートチェックが入るの?って話ですが、要はFX会社がその注文のカバーを行っているからでしょう。小額だと社内マリーしたり、呑んだりするんでしょうが、デカいロッドだとリスクが大きいからカバーしているのかもしれません。なので反応が遅くなる。

ただ、前回のクリック365のZARみたいに、土曜の夜明けみたいに参加者がほとんどいない中で、ZARみたいにマイナー通貨だと動くことは考えられますね。日本時間のEUR/CHF、GBP/CHFのようなマイナー通貨ペアも然りです。



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2010/01/12 (Tue) JALの再生も懸念せジャルを得ない…【鷹鳩】

危ない危ないと言われていたJALですが、とうとう法的整理へと舵が切られるようです。今まで必至こいて私的整理だー、単なるリストラだーと画策してきましたが、会社更生法を申請ってことは立派な破綻ですからね。JALマンも破綻企業で働くことになり、プライドは大きく傷つくことでしょう。

JALに関しては以前から信用リスクありと言って来ましたが、ついに実現してしまったわけです(と書くと、ぐっちーさんの『俺、ちゃんと書いたじゃん』っぽいのでイヤですねw)

以前書いたのは
ガイアの夜明け JAL復活
インフレ時代の資産運用


元国有企業、意思決定の遅さ、革新性の無さ、年功序列、硬直的な組織etc 

私はマーケット畑でマネジメントのことは良く分かりませんが、報道されている企業年金の問題だけでなく、THE・日本企業の駄目なところを集めたような会社だっただろうなと思います。そのくせプライドだけやたら高いという…。今回も助けてもらって当たり前、飛行機飛ばなかったら困るやろ?? 的な態度が見えてしょうがない、と思うのは私だけでしょうか?支援機構やDBJからの融資やら資本やらって周り回って結局は税金。そのことを理解しているんでしょうかね。

と、JAL批判は何を今更ですねw 

JAL上場廃止かと報道されていて、今日のJAL株はストップ安で寄り付かず比例配分。というより、ここ数週間で一気にJAL問題が炎上しているのに株価が60円あったり、4000億円のDIPファイナンスが付いたって言ったら80円まで上げたりとかが理解できなかった。

法的破綻になれば株はゼロになるのが基本。
そういうリスクを背負って、60円や80円を買いに行くのが恐ロシア ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でもって今日36円(だったかな?)でストップ安、売れずーですよ。もうね、バカかとあほかと。
もちろん短期筋がほとんどなんでしょうけど。

株主優待は、今流通している優待券は生かされるのかな。でも、上場廃止ってことになれば次は配布されることも無くなり。優待については厭債害債さんが、よっぽどアカデミックに書いてくださってます。

しかし、飛行機は通常通りに飛ばすって話ですけど、誰が乗るんだろうか? ブルンバーグでアメリカ人は航空会社の破綻に慣れてるから影響軽微ってなレポートがあったけど、日本人ってとにかくブランド好きだからね。空席を見てみても同じ航路でANAは満席、JALはがらがらって状況が結構確認できる。しかも、優待券なくなったら正規料金ですぜ。。マイルは保護されるって話ですが、どこまで本当なのやら。

さて、もう一点JALの破綻で影響ありそうなのがCDS市場でしょう。JALのCDSって結構取引されてまして、iTraxxと呼ばれるインデックスにもかつて組み込まれてました。JALは間違いなくCDSのトリガーを引くので、このCDSの清算処理が行われる。また、JAL絡みのCDOだとかファーストトゥデフォルトだとかクレジットリンクノートだとか言う、悪魔の商品もあるんジャル? つい最近、アイフルのクレジットイベントが決まったばっかりなのに(まだ清算自体はしてない)更にJALかよーって声も聞こえてきます。

JALの再生も懸念せジャルを得ない…のであります。



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2010/01/04 (Mon) Hello!! アローヘッド【鷹鳩】

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

賢明な読者の皆様なら既にお気づきでしょうが…昨年夏以降、このブログ、かなり更新頻度が落ちてます^^; 

言い訳は沢山あるんですが、まぁ本来このブログが私の表現の原点なわけですから、今年はちょっとしたことでも更新していこうと思う所存です。でもって、更にどうでもいい・ちょっとしたことはtwitterで呟いていきますので、お暇な方はお付き合いください。

さて、タイトルは単なるダジャレですが、今日は東証の新システム導入の日でした。アローヘッドという名前のシステムで、今までの1000倍ものスピードで約定処理が出来るという優れもの。というより、今まで2-3秒に1回しか出合わないのが遅すぎっちゅう話もありますが^^; これで海外と同等のシステムになったわけで、ちょっと前に話題になったハイ・フレークエンシー取引、超高速取引が可能になるとか。

まぁ、このシステムが入る前からGSなんかの私設市場では見えない所で超高速取引してたんですけどね…。ダーク・プールなんて呼ばれていて、まさに『見えない流動性』、あるいは直感的に理解するなら『真夜中のプール』ってことです。つまり、中で何が起こっているかわからないと。そんなんだったですけど、取引所でも同じことが出来るようになったというのは大きいですね。

確かに日中、株価を見ていても従来より相当値動きが早いです。直ぐに上昇下落を表す赤と緑のフラッシュがピカピカとする。ずーっと観ていると、15年位前?に問題になったポケモン現象が起こるのではないかと要らない心配をしてしまいました^^;。

しかし、高速取引の素地がある外資系証券はいいですけれど、いままでまったり取引に慣れていた日系証券は対応がキツイかもしれませんね。

何はともあれ、東証システムが問題なくスタートしたことにホッと胸をなでおろした一日でしたな。



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