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鷹鳩
金融市場の燃えカスです。リスク選好的な人生を歩んでいます。ボラティリティを愛しています。Greed is good

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2010/07/31 (Sat) 勇気100倍!! 給与は3倍【鷹鳩】

wall.jpg今年は異常なほど暑いですね~。それでも日中ほとんど室内にいますから楽なほうなんですけどね。たまに外出することがあるんですけれど、営業の方でしょうか。スーツにネクタイでオフィス街を闊歩している男性…。見ているこちらが暑くて暑くて…。

かくいう私も、新入社員のころはまったく同じ状況でした。まだそのころは『クールビズ』なんて言葉もありませんでしたし、規則に厳しい銀行でしたので、真夏でもスーツ・ネクタイ着用。新人なので自転車で外回りしてましたよ。もうだめ~と喫茶店に逃げ込むと、先輩がたが集まっていたり(笑 まぁ、ドラマや小説でよく出てくる銀行員像ですよね。いわゆるソルジャーと呼ばれるやつ。


でも、この人たちはそんな外回りとは無縁でしょう。



野村HD:給与3倍のグローバル採用に新卒40人内定-超難関(ブルームバーグ)

野村ホールディングスは2011年春から新たに導入する「グローバル採用」に40人の学生を内定したことが分かった。投資銀行業務など専門性の高い分野を担当し、初任給は従来の約3倍近くとあり、競争率は16倍の超難関となった。

複数の関係者によると、採用内定者は約650人の応募学生の中から書類審査や複数回の面接を経て選抜された。就業すれば、ボーナスなどを除き年間で650万円の給与が支給され、海外勤務の機会も与えられる。野村ではこのほか初任給が240万円程度となる通常枠でも来春、560人を採用する計画だ。

野村HDでは、高度な専門知識・技術を駆使して国際金融市場で多額の利益を稼ぐモルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスなどを就職先として選択する傾向のある優秀な学生を確保・育成する目的で、この新たな採用枠を設定した。応募者にはTOEIC860点以上のスコアや会計・法務の知識などが求められる。

今回内定が決まったグローバル採用の40人は、株式・債券引き受けやM&A(企業の買収・合併)助言のほか、グロバール・マーケッツ部門でトレーディングなどを担当する。勤務は4月1日からとなる。




ついに新卒採用までも外資化ですねぇ、野村は。みなさんもご承知の通り、野村證券はリーマンブラザーズの一部を買い取ったわけです。なので今も元リーマンの社員と野村の社員が一緒に働いている。それを合図に野村は外資系の体質へ大きく舵を切ったと言われています。

例えば、本部社員は今までの総合職からリーマンと同じような単年契約&年俸制に移るように提案したり。ミーティングは英語にしたり。いろいろリーマン流にしたとか。

今回の採用もその一環でしょう。

詳しく見ていくと…

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2010/04/19 (Mon) 『G』の嵐【鷹鳩】

タイトルのGの嵐は置いといて^^; Gといえば皆さんは何を思いつくでしょう?

G線上のアリアでしょうか? 教養人ですね。G・馬場でしょうか? あぽぉ。私はサザンの曲名が真っ先に思い浮かぶダメな子です…

マーケットで言うと、最近話題になっているのはGreece(ギリシャ)。ここ数ヶ月のホットトピックスですね。

ですが、先週末から話題になるGといえばGSことゴールドマン・サックス。
SECから証券詐欺罪で訴追されています。その影響で相場もリスク回避モードに、株は下落、クロス円も下落の一途。
Cステでもランケンさんが戦略を書いています


米ゴールドマンを訴追 サブプライム問題でSEC(47ニュース)

米証券取引委員会(SEC)は16日、サブプライム住宅ローン関連の資産を裏付けとした債務担保証券(CDO)に関して、重要情報を隠して投資家に販売したとして詐欺の疑いで米金融大手ゴールドマン・サックスと同社幹部を訴追したと発表した。

 SECによると、同社と関係があるヘッジファンドが将来のCDOの値下がりを見越して売り注文を掛けていることを知りながら、投資家に知らせずにCDOを販売した疑い。

 投資家は10億ドル(約920億円)の損失を出したという。このニュースを受けてゴールドマンの株価は同日急落、一時10%以上値下がりした。



ほとんどの本邦ニュースはこんな報道しております。ま、間違いではないのですが、実際、GSとヘッジファンドのポールソンがどういうことをしたのかを簡単に平易な言葉で説明してみましょう。

まず、GSの顧客であるポールソンはサブプライム市場がバブルであり、近々崩壊するのでは、という見通しを立ててました。その見通しで利益が出るポジションを取るニーズがあるわけです。記事では『空売り』と表現されていますが、実際はCDSというデリバティブを用いた取引です。

CDSについては⇒【鷹鳩】世界一?分かりやすいCDS劇場 【鷹鳩】もう少し突っ込んだCDS劇場 をご参照。

ポールソンが『こいつはやばいぜ』と思うサブプライムが組み込まれた証券のCDSを買うことで、それらが破綻したときに大きな収益を挙げることが出来るわけです。で、ポールソンにそのCDSを提供したのがGS。ただ、GSもCDSを提供したままで、実際、そのサブプライム債が破綻した場合にはポールソンに大金を支払わなければいけないので、リスクをヘッジしなくてはならないわけです。

そこで、そのCDSを用いてCDOと呼ばれる新たな証券を作りました。CDSは保険ですから、もしもの時には保険金が出る一方で保険料を支払う必要があるわけです。この保険料収入を基に利回りの出る証券を作ることが出来るのです。

CDS自体はデリバティブですから、なにも現物の債券も債権もないわけで、ゼロから高利回りの金融商品を作り上げることが出来るのです。これを俗に『シンセティックCDO』と言います。

もう一度言うと、ポールソンは『やばい』サブプライム債のCDSをGSから購入。GSはそのCDSを基にシンセティックCDOを組成し投資家に販売。投資家には、裏にポールソンがしこたまCDS・ロング(債券の空売りと同意)状態だと言うことを隠して販売した。

こういう状況だったんでしょう、おそらく。プレスリリースを読むと、なにやら後で言い訳できるように、銘柄の選定に別のファンドを入れたみたいですが、まぁ、苦しい言い訳に聞こえます。

実際にGSの証券化担当者が『これ(CDO)はもうすぐ火を噴くぜww』みたいな会話をしながら組成してたって話もありましたし。

これが他の金融機関にも飛び火したら、ちょっと嫌~な雰囲気ですね。





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2009/06/28 (Sun) 外資金融マンの給料について【鷹鳩】

wall street前のシティバンクの基本給5割り増しに関連して^^; マスコミを騒がせる都市伝説のひとつに『外資金融の給料の高さ』ってのがありますw  いわく、入社一年目でボーナス500万貰える、30代で億の年収だ、レストラン経営だ、プライベート・ジェットだ、ってねw まぁ、本当の話もありますが、平均的な外資金融マンの給与なんかの話をします。下世話な話ですけど正直気になりませんか?w

特に学生さんは、これにつられて外資に入る人も多いですからね。といっても『若くしてやりがいのある仕事が出来る』『実力本位』といった理論武装をしているんですけどw もちろん、中には本当に若いうちから死ぬほど(これは形容ではなくて本当に『死ぬほど』)働いて、経験値積みたいって人も居ると思いますが、鷹鳩が見た感じ、8割の学生さんは『給料高い』『ステータス高い』『女にモテル』。ずばりこれですわw(特に慶応) 別に否定はしませんけどね。Greed is good なのですよ。ちょっと前までは^^;

で、実際のところですが…

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2009/06/24 (Wed) シティ基本給50%引き上げ【鷹鳩】

citi.jpg ムシムシと暑いですねぇ。毎年この時期は嫌になります。さて、今日おそらく最も読まれて怒りを買ったのはこのニュースでは無いでしょうか(笑 

米シティグループ、従業員の基本給を50%引き上げの方針(ロイター)

米ニューヨーク・タイムズ(NYT紙)が関係筋の発言として伝えたところによると、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は、ボーナス減少を相殺するため、今年の従業員の基本給を最大50%引き上げる方針を明らかにした。

…(゚Д゚) 

いや、人様の企業にいろいろコメントするのもあれなんですし、人材引き止めるために当然なんて声もあるんでしょうが…。こないだのAIGのボーナス問題については、もともとの契約で約束されてましたし、実際に凄い稼いだ人たちのボーナスなのでまだ肩を持てたのですが…。AIGボーナス問題については金融日記さんのAIG社員の最後の手紙(翻訳、藤沢数希)が非常に参考になります。

しかし…

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2009/04/22 (Wed) 【鷹鳩】ソロモンの鍵

鷹鳩がよく訪問させてもらっているぐっちーさんのとこでも厭債害債さんとこでもしおれナスビさんのコメントでも、先日のNHKスペシャルの話が出ておりましてもうなんで見逃してしまったのよん…orz ってな感じです。と思っていたら、昨夜再放送があったのですが、深夜0:45-1:45という時間枠でうーん、どしよと悩んでいたらいつの間にか寝てました^^;  今、各方面に録画していないか詮索中です。

なんでもNスペの番組にはソロモンブラザーズの話しが出てきてたそうでして、ぐっちーさんはソロモン・ブラザーズの名誉を回復するぞというエントリを投稿。

なかなか面白いので便乗。ぐっちーさんのエントリも面白いのですが、当時のソロモンの凄さを知るのにぴったりの小説があります。↓

巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)
(2005/11/11)
黒木 亮

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一応主人公は邦銀(第一勧銀?)からモルスタへ転身した男なんですが、複数の物語が同時進行する形になってまして、サブキャラで出てくるのがソロモンブラザーズの竜神さん。これは実在した明神さんという方がモデルになってます。ぐっちーさんのところでは担当者Mさんってなってます。

この小説を読むと(もちろんフィクションなんですが、かなり事実を元に書かれている)、ソロモンの凄さ&エグさがよく分かります。特に日経リンク債(日経平均が一定水準を割り込むと元本保証がなくなる)を体力の弱っている生損保に嵌め込んでそのリスクを分解して海外投資家に捌いて行く手法や、ガンマ・デルタのコントロール、オペレーションをもって日経平均を暴落させるシーンは圧巻です。日本の投資家や週刊誌は『ソロモンが日経を暴落させた』『お前ら何者ブラザーズや?』と叫んでいたとかいないとか。内容はちょいと専門的なんですが、プロの現場にいるような錯覚に陥ること間違いなしな作品です。オヌヌメ。

ソロモンといえば裁定取引も代名詞。グッチーさんから引用すると

おまけですが、その後市場における一定の占有率を占めることで特定の現物債券が先物に比べて相対的に割高に推移する、という現象を使って日本市場でも大もうけをすることになるのですが、そのときの担当者Mさんはフェラーリ1社分くらい稼いで、今ではフロリダあたりで草むしりをしているとのことです(笑)。 黄金の80年代であります。

これは債券の裁定取引。直近発行された債券と昔発行された債券とでは、新しいものにプレミアムが付く。だけど経済効果は一緒なのに『新しい』という理由でプレミアムが付くはおかしいわけです。ソロモンはそれを狙ったアービトラージをやったわけです。ぐっちーさんが取り上げているのは、おそらくJGBのとある回号を買占めしちゃう話。そうすると需給が逼迫するので先物から求められる理論地よりも高い価格で取引される。締め上げ、スクイーズってやつです。

前述の小説では、他に日経平均と日経225先物との裁定取引や、優良企業が銀行から借りているコーラブルローンのコール部分がゼロ評価されているのを使ってアービトラージを組むケースが出てきてます。

と、まぁ金融に明るい人じゃないとさっぱりさっぱりな話だとは思いますが^^;  ご質問などはコメントを残していただけら。


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