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2016/09/25 (Sun) 個人型確定拠出年金(iDeCo)を斜め23.4度から見る

個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)がいろんなところで取り上げられています。先に言っておくと、活用すれば様々なメリットを享受できる素敵な制度です。ただ、そのメリットをフルに使えるのは限られた人のように思うので、今一度考えてみたほうが良い点を徒然と。

iDeCoのメリットについてはググるといっぱい出てくるので割愛します。そもそも拠出できる金額が小さいのでどうでもいいじゃん、と言われると身も蓋もないのですが。

1. 原則60歳まで引き出せない

この制度はあくまで年金制度なので、原則として途中で解約することができません。一応、解約時(脱退一時金)の規定があるのですが現実的ではないような。

脱退一時金として受け取れるのはどのような場合ですか?(三菱東京UFJ銀行)

制度に加入して日が浅くて残高が小さい場合で… そんな状況で脱退するなら最初から加入しないほうがいいです。60歳まで引き出せないので、これからお金が必要になる人(例えば住宅購入や教育費など)は、まず貯蓄かNISAを活用したほうが良いでしょう。そんなの当たり前やん、かもしれませんが、予定外の出費もあるわけで(けが病気、天災、不幸、子どもが留学したい、離婚慰謝料、黒塗りの高級車に追突など) それらにそなえた充分なバッファがあってから検討してもいいのではないかと思います。今後のキャッシュフローを厳しくして老後に備えるなど本末転倒。

2. 課税所得が減る

拠出金が所得控除になるので節税になる、というのが大きなメリットとして謳われていますが。課税所得を基に走っている制度に影響が出てきますね(ニッコリ その一つが住宅ローン控除。住宅ローン残高の1%が税額控除されるというお得なやつですが、iDeCo拠出で課税所得が減れば、場合によっては税メリットが最大限取れない場合があります。モッタイナイ。

もうひとつ。ふるさと納税。ふるさと納税できる限度金額は所得税、住民税がもとになっているので、課税所得が減ると場合によっては送られてくる牛肉や蟹がひとつ減るかもしれません。なんとモッタイナイ!

60歳時に受け取る年金よりも、税額控除や牛肉・蟹を今すぐもらったほうが効用が高いと思います。 

3.受け取り時に税金が掛かる

積み立てた年金を受け取るときに課税されます。一時金で受け取るなら退職所得、年金で受け取ると雑所得になる…。しかし、よく考えると、企業が支払う退職金に課税→わかる 自分で拠出したお金に課税→??? ホワァァイ!コウロウショウピーポー!

お得な退職所得控除が使える、使えるけどその控除額って企業からの退職金と合算なんですよね。退職金がいっぱい出た場合、iDeCo部分に大きく課税される可能性もあります。最悪、税金によって運用益どころか元本も棄損する可能性が微レ損。

拠出時のメリットが殊更強調されてるけど、本当は受け取り時のプランニングも今からしとかないといけないんですよね、あんまそういう話は聞かないけど。

ということで

素人なりに個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)斜めから見てみました。そもそも拠出できる金額が小さいのでどうでもいいじゃん、と言われると身も蓋もないのですが。

ちな、私はこの制度には乗りません。なんといっても20年、30年におよぶロックアップがきつすぎます。超長期にわたって流動性を犠牲にするのに相応しい流動性プレミアムがあるわけでもなし。であれば貯金でいいし、投資したいならNISAでいいし、NISAの枠使い切ったら普通の投信や証券口座でいいし。今を楽しく生きればいいし

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